大聖護国寺

 

大聖護国寺落語会に参加して 

 平成30年10月、私たちの菩提寺である大聖護国寺で、落語会が催された。老妻とともに参加させて頂いた。いつもながら受付等で、私たちに親切に接待をしてくれる寺世話人の方たちに感謝しながら、本堂の中の本尊様の前に並べられた椅子に座る。

 不動明王様がこちらを見ている前で、落語を聞く等一寸恐れ多い気持ちで120人ほどの参加者と開演を待つ。軽やかな出囃子にのり、まず前座の三遊亭ぐんまさんが登場。

 

 高座に座る前に、本尊様に一礼して座布団に座る。たくみな話術で私たちを笑いの世界に誘い込む。「ここで皆さんが大きく笑ってくれ拍手をしてくれると、楽屋のつるこ姉さんが、お化粧する手に一段と力が入り、皆さんにより一層美しい顔で登場し、より一層熱演してくれますよ」なんて言われれば誰でもみんな大きな拍手をする。うまいものだなと感心しながらも、大いに笑わせて貰った。 

 

 次に登場した林家つる子さん。チラシの写真より何倍も美しい姿にうっとり見とれたりして、細身のからだでの、四谷怪談離の身振りには、一同大拍手。 二人の落語を堪能させて貰い、大笑いさせて貰ったので、すっかり心も軽く成り、老妻も帰りの足取りは心なしか軽やかに見えた。

大聖護国寺檀徒 新井利實

2018/10

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